■ キエーロとは
土に付着しているバクテリアに生ごみを二酸化炭素と水に分解消滅させるコンポストです。
*夏場で5日〜7日、冬場で14日程で生ごみが消滅します。
■ 考案者
神奈川県葉山の松本様が考案、命名
近隣市町村にて普及、少しずつですが全国に広がりつつあります。
※東日本大震災では行政によるごみ回収が出来ず生ごみの処理にキエーロが使われた地域がありました。
■ キエーロの特徴
・ランニングコストゼロ、太陽熱、水、空気の力で土の中のバクテリアが活性化し、生ごみを二酸化炭素と水に分解消滅させる。
・生ごみの殆どがキエーロで消す事が出来る。
・生ごみを投入し続けられる。
・キエーロの土は堆肥として利用できる。
・生ごみは消滅するので土の量は変わらない。
・正しく使用すれば虫や臭いの発生はほとんどありません。
・臭いの有る生ごみを直ぐに捨てる事が出来る。
・ごみ袋代を節約できる。
・土置きタイプ(底なし)は畑等に設置、底を付ければ畑が無い家やマンションのベランダでも使用出来る。
■ キエーロの概要・使い方
概要
・生ごみ処理量の目安
土の量100リットルに対して1日当たりの生ゴミ処理量
夏場(気温の高い時期)は最大で500g程度
冬場(外気が冷蔵庫より低い時期)は最大で280g程度
*生ごみの種類や状態により異なる
生野菜は分解が遅く、調理した物や腐敗した物は分解が早い
・キエーロで処理出来ない生ごみ
肉の骨(手羽先等)・玉ねぎの茶色の薄皮・卵の殻等
・キエーロの好きな生ごみ
廃油・調理済みの生ごみ・汁物
使い方
事前準備
日当たりの良い場所に設置、事前にその場を耕す。
キエーロに土を投入 黒土又は畑の土
@キエーロの中を6分割、生ごみを投入する穴を20センチ程度掘る
A生ごみを投入
B水を入れて生ごみを砕きながら土に絡ませる
C穴を掘った土を被せる